ねずみ講
かつて社会問題になり、「やること自体が遺法」となったねずみ講。遭遇する機会は少ないかと思いますが、そもそも若い方は知らない人が多いかもしれませんし、免疫も無いかもしれないので以下参考に。
ねずみ講を規制する法律が無かった1970年代初め、「天下一家の会」の代表が所得税法違反で捕まりました。「天下一家の会」の会員数は70万人余り、トップの収入は77億円、脱税額は27億円。この事件をきっかけに現在の法律(無限連鎖講の防止に関する法律)が作られました。 無限連鎖講の防止に関する法律により、これを運営した人は3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金、あるいはこの両方を喰らいます。勧誘した人は20万円以下の罰金、商売としてねずみ講の勧誘をした人は30万以下の罰金です。ねずみ講は勧誘した方も違法になるんです。
ねずみ講とは、一人の加入者が二人以上を勧誘して加入させることを前提として、後順位者が先順位者に支払う加入金によって「かならず儲かる」と約束する組織のことです。人口には限りがあるので、破綻することは確実。そのため、ねずみ講は法律で禁止されています。勧誘の際、「順番に上の人が抜けてゆくので違法性はない」というのも大嘘です。ねずみ講の勧誘では「これはねずみ講ではありません」というのがよくありますが、それを鵜呑みにせず、自分で確かめることが重要です。